メタロック R-146
メタロックR-146の製品詳細は以下の通りです。
特徴・用途
特徴
・メタロック R-146 は、メタロックR-26B の鉛化合物規制に対応した製品です。
・メタロック R-146 はチキソトロピックな性状を有しますので、静置時における見かけの粘度が上昇します。
よく攪拌してからご使用下さい。
用途
A.異種未加硫ゴム間の加硫接着
B.加硫ゴムと未加硫ゴム間の加硫接着
C.加硫ゴム同士の加硫接着
D.繊維類と未加硫ゴム間の加硫接着
接着可能なゴム、繊維類
NR,SBR,BR,CR,NBR,IIR,EPDM,CSM
綿,レ-ヨン,ビニロン,ナイロン,ポリエステル
性状
外観 |
黒色液体 |
---|---|
比重 |
0.90 ~ 0.94 (20℃) |
入り目 |
1㎏, 18㎏ |
貯蔵安定期間 |
6 ヶ月 |
粘度 |
100~ 1000 mPa・s (20℃) |
不揮発分 |
13 ~ 17 % |
主溶剤 |
キシレン |
稀釈溶剤 |
キシレン、トルエン |
接着方法
・異種未加硫ゴム間の加硫接着
未加硫ゴムの片面又は両面に R-146 を塗布、乾燥後貼り合せ加硫する。
必要に応じてゴム面をトルエンなどの溶剤で湿して貼り付けても良い。
・加硫ゴムと未加硫ゴム間の加硫接着
清浄にした加硫ゴム面に R-146 を塗布する。
未加硫ゴム面はそのまま貼り付けるか場合により薬剤で拭くか、R-46 を塗布して貼り付け加硫する。
・加硫ゴム同士の加硫接着
接着すべき加硫ゴムの両面に R-146 を塗布し乾燥後貼り付ける。
接着面が密着するように圧力を加えて60℃以上に加熱する。60℃では約24時間、70~80℃では15 時間以上加熱が必要です。
・繊維類と未加硫ゴム間の加硫接着
繊維類に R-146 を塗布乾燥し、未加硫ゴムを圧着加硫する。
取扱上の注意
メタロック R-146 は、少量の不揮発性イソシアネートを配合していますので水分等の考慮から容器のフタは、使用時以外は密閉して保存してください。
皮膚に付着したときはすぐに拭き取り、石鹸等で洗浄して下さい。
メタロック R-146 は労働安全衛生法による第2種有機溶剤を含有しています。
換気等には十分注意して下さい。
消防法危険物第4類ですので火気厳禁をお願い致します。