メタロック CN-W
メタロックCN-W は、加硫ニトリルゴムと金属、または 加硫ニトリルゴム同志の常温接着剤です。
特徴・用途
性状
外観 |
白色液体 |
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比重 |
0.92~0.96(20 ℃) |
主溶剤 |
MEK,酢酸エチル混合溶剤 |
引火点 |
-12.4 ℃ |
貯蔵安定期間 |
1年 |
粘度 |
450~700 mPa・s (20 ℃) |
不揮発分 |
27~33 % |
稀釈溶剤 |
MEK ,MIBK |
入り目 |
1㎏,18㎏ |
接着方法
1. 良好な 接着を得るには、接着面を清浄にしておかねばなりません。
ゴム面は離型剤、配合剤のブル-ム等で汚れている場合が多いので強力な接着が得られない時は、予めトルエンで拭くなど適当な予備処理をして下さい。
ゴム表面は、バフがけなどして粗面にすれば一層良好な接着が得られます。
金属面は、付着している油等をトルエンなどで洗浄、除去して下さい。
2. メタロックCN-Wを接着すべき両面に塗布します。
刷毛塗布は原液で、浸漬、スプレ-の場合は酢酸エチル又は、MEKで希釈して下さい。
塗布後常温で30分以上乾燥させて下さい。作業の都合で数日放置しても影響は有りません。
3. 乾燥塗膜面を両面(場合によっては片面でも可)ともMEKで湿し、乾かない内にすみやかに密着させます。
欠膠部ができないように圧着して下さい。
4. 常温での接着強度は日数経過と共に向上し、数日で十分な接着力が得られます。
加温すれば最終接着強度に早く到達いたします。
取扱上の注意
メタロックCN-Wは、労働安全衛生法による第二種有機溶剤を含有していますので、換気等には十分注意して下さい。
また、消防法危険物第4類第一石油類ですので、火気厳禁をお願いします。